ソフトバンク、ヤマダ電機に227億円を出資--店舗網を活用

 ソフトバンクは5月7日、ヤマダ電機と資本業務提携すると発表した。ヤマダ電機が実施する第三者割当増資を、総額227億6100万円で引受け、5%を取得。同社の第4位株主になる。

 ソフトバンクは今後、ヤマダ電機の店舗網を活用して、移動通信サービスや携帯端末・アクセサリー、高速インターネット接続サービスなどの販売力を強化。また、ソフトバンクグループの通信事業や自然エネルギー事業、ロボット事業と、ヤマダ電機のスマートハウス事業を組み合わせることで、ICTを活用した新たな市場を構築するとしている。

 なお、ヤマダ電機との提携による、2016年3月期のソフトバンク連結業績に与える影響は軽微だとし、中長期的に国内事業の業績向上に資するものだという。

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