ソフトバンクは1月23日、子会社であるソフトバンクモバイル、ソフトバンクBB、ソフトバンクテレコム、ワイモバイルを合併することを発表した。合併期日は4月1日を予定。各社が持つ経営資源を集約し、国内通信事業の競争力の強化を狙う。
ソフトバンクモバイルを存続会社とする吸収合併方式で、他の3社は解散する。新会社では革新的なサービスの創出に取り組むとともに、構造改革を通じて経営効率を高めていく。またグループ各社とともに、IoTやロボット、エネルギーなどの分野でも事業を拡大させるという。
既存サービスのブランド名は維持し、移動通信サービスは「ソフトバンク」「Y!mobile」の2ブランドで引き続き提供するとしている。
これまで、ソフトバンクモバイルは「ソフトバンク」ブランドで移動通信サービス、ソフトバンクBBは「Yahoo! BB」ブランドでブロードバンドサービス、ソフトバンクテレコムは固定電話やデータ通信などの通信サービス、ワイモバイルは「Y!mobile」ブランドで移動通信サービスをそれぞれ提供してきた。そして従来から、通信ネットワーク、販売チャネルなどの相互活用や、サービスの連携強化に取り組んでいた。
なお、2016年3月期の連結業績に与える影響は「軽微」としている。
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