またFacebookは、より多くのデータを広告主に提供し始めている。その目的は、広告主に対し、企業や製品についてユーザーが何を話題としているかを理解しやすくすること、また広告が顧客の製品購入でどの程度動機付けとなっているかを試験しやすくすることだ。
広告主は、Facebookに付いてきているようだ。Facebookは、3月1日締め同社第1四半期の広告売り上げ33億2000万ドルについて、73%がモバイルデバイス上の広告から来ていることを明らかにしている。この数字は前年、59%だった。
さらに、Facebookのサービスに毎日ログインするユーザーは、85%以上がモバイルデバイスからログインしている。
Facebookによると、とりわけ動画は同ソーシャルネットワークにおいて「爆発的」だという。この傾向は、映画会社、ファーストフードチェーン、家電量販店といった大型の広告主から中小企業にまで及んでおり、100万社が動画を作成し、Facebook上で広告を購入していると同社は述べている。動画は、Facebook上で40億回以上視聴されており、その75%以上がモバイルデバイスを使うユーザーによるものだという。
Facebookの最高執行責任者(COO)Sheryl Sandberg氏は22日、「消費者がモバイルへと移行するなか、企業もそれに追随しており、われわれは、企業がそのような機会を生かすことができるよう支援に力を入れている」と電話会議で述べた。「われわれは、当社プラットフォームを利用する広告主の数だけでなく、当社が獲得するそのビジネスの割合についても伸ばす力を持っている」(Sandberg氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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