Twitterがダイレクトメッセージの機能を拡張し、ユーザー間で互いにフォローしているかどうかを問わず、別のユーザーからメッセージを受け取れるようになった。これはウォール街の投資家からプレッシャーを受ける中、Twitterが進めているユーザー拡大戦略の一環だ。
非公開でやり取りできるダイレクトメッセージを利用する場合、これまでユーザーは互いを「フォロー」し、事前につながっている必要があった。Twitterは米国時間4月20日、ダイレクトメッセージの仕様を変更し、今後はオプションを選択すれば、誰からでもダイレクトメッセージを受け取れるようになると述べた。
これまでのように事前につながりを持っていない場合も、メッセージの送信者に返信できるようになるため、特に大企業や著名人には便利な機能だ。
Twitterは過去にこの機能をテストしており、2013年に一部のユーザーに提供していたが、これまでにそれ以上の進展はなかった。
この仕様変更で、ユーザーは誰からでもダイレクトメッセージを受け取ることができるよう設定を選択できるようになった。Appleの「iOS」またはGoogleの「Android」OSを搭載するモバイル端末では、ダイレクトメッセージボタンがユーザーのプロフィールに表示される。
また、相手が自分をフォローしていなくても、自分がフォローする相手からダイレクトメッセージを送ってもらうことができる。
今回の機能改善で、一層容易にユーザー間でコミュニケーションを図れるようになり、ダイレクトメッセージはより手早く、手軽なものになるだろうとTwitterは述べている。仕様変更は20日から全世界で順次公開されるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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