Googleは、ユーザーが過去の検索履歴をダウンロードできる機能をGoogleアカウントに追加した。非公式のGoogle関連ブログが先週末に報じたところによると、これはユーザーの全検索履歴を「Google Drive」にエクスポートし、そこからダウンロードを可能にする機能だ。検索履歴は、年単位と四半期単位のファイルにまとめてZIPアーカイブに保存される。
Googleは、以前からユーザーが検索履歴を閲覧できるツールを提供しているが、ダウンロードツールは提供したことがなかった。今回の機能は、Googleからの正式なダウンロードツールとなる。
非公式の情報ブログGoogle Operating System Blogによると、Googleは2014年からダウンロード機能のテストを開始していたという。今回の機能追加は、自身のデータへの容易なアクセスをユーザーに提供するべく、Googleが注力している取り組みの一環だ。
ユーザーが自身のGoogle検索履歴にアクセスするには、Googleアカウントが必要になる。アーカイブを作成すると、警告文が表示され、データに関する声明を「注意深く」読むよう促される。声明の内容は、プライバシー保護のため、検索履歴のアーカイブを公共のコンピュータにダウンロードしないようにというものだ。また、データを保護し、第三者による検索情報へのアクセスを制限するため、2段階認証を利用するよう呼びかけている。
Google検索履歴をダウンロードするには、Googleの検索履歴ページから右上の設定ボタンをクリックする。そこに表示される「ダウンロード」のオプションを選択すると、検索履歴のアーカイブがGoogle Driveに追加され、そこから直接ファイルをダウンロードできる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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