「Apple Watch」を新たに購入したユーザーはApple Storeで無料のワークショップに登録して、同ウェアラブルデバイスの使い方を学ぶことができる。
ブログサイトのMacRumorsは米国時間4月16日、一部のApple Storeのウェブサイトに掲載された無料ワークショップリストに「Apple Watch Basics」クラスが含まれていることを発見した。同クラスは説明文の中で、ユーザーにApple Watchと「iPhone」を持参して、「Glances」(グランス)やジェスチャー、文字盤などの使い方を学ぶよう呼びかけている。
「Glances」はさまざまな情報を含む小さなスライドを表示し、ユーザーは文字盤を上にスワイプしてその情報にアクセスすることができる。ジェスチャーを使えば、スワイプやタップによって、Apple Watchのインターフェースを操作することが可能だ。Appleは同スマートウォッチ向けのさまざまな文字盤を提供しており、その多くはカスタマイズに対応している。
一部のストアのウェブサイトには、Apple Watchを通信に利用することに重きを置いた「Stay in Touch with Apple Watch」という2つめのクラスも表示されている。このワークショップでは、メッセージやメールへの応答、位置情報の共有、電話への応答のほか、大切な人に心臓の鼓動を送信する方法も学ぶことができる。「Heartbeat」機能を使えば、自分の実際の鼓動を、Apple Watchの内蔵心拍数センサを使っているほかのユーザーに送信することが可能だ。
AppleはiPhoneや「iPad」「iCloud」「Mac」など、ほかのトピックや製品についても無料のワークショップを提供している。しかし、Apple Watchは全く新しい製品カテゴリで、小さな筐体に多くの機能が搭載されているので、特別なトレーニングが必要になるだろう。Appleは購入を検討する前にApple Watchを試したい消費者を対象に、同スマートウォッチの短時間のハンズオンデモを予約制で提供している。しかし、Apple Watchの購入を決断した人々はそれよりも詳細なワークショップの恩恵を受けられる可能性が高い。
これら2つのワークショップは、Apple Watchの発売日である4月24日に開始される。しかし、地元のApple Watchがワークショップの提供を予定している場合は、今すぐ予約することが可能だ。
ワークショップ自体は90分単位で終日開催される予定で、週末も利用可能だ。問題は、ワークショップをいつ予約すればいいのか、ということである。参加にはApple Watchが必要なことを考えると、なおさらだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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