Pew Research Centerの新たな調査によると、Facebookは依然として米国の13~17歳の間で最も人気の高いSNSだという。
Pewが米国時間4月9日に明らかにしたところによると、この年齢層にとってはInstagramやSnapchatなどのサイトもますます魅力を増しているが、今なおFacebookが「圧倒的な勢力」だという。1000人を超える調査対象者のうち、Facebookを利用していると答えたのは71%で、他のどのSNSよりも頻繁に利用するサイトがFacebookだと答えたのは41%だった。頻繁に利用するサイトの2位はInstagram、3位はSnapchatだった。
ティーンエイジャーをオーディエンスとして維持するだけでなく、さらに拡大していくことは、Facebookが現在、そして特に将来にわたって広告収入を呼び込む上で不可欠だ。その一方で、一般的なティーンエイジャーの生活におけるFacebookの役割は、ここ数年でたびたび疑問視されている。
Piper JaffrayやFrank N. Magid Associatesなどが2014年に公開した調査では、10代の若者の間でここ数年のうちにFacebookの人気が低下したと結論づけていた。それに対して、Forresterの2014年の調査は、今回のPewの調査に近い内容で、Facebookは依然として10代の間で最も頻繁に利用されているSNSだとしていた。
今回のPewの調査によると、大多数のティーンエイジャーは複数のSNSを利用している。ただし、今でも1つのサイトのみを利用している22%のうち、66%がFacebookを選んでおり、13%がGoogle+、13%がInstagram、3%がSnapchatを利用している。
Pewの調査は、米国で13~17歳の約1060人とその親または後見人を対象に、英語とスペイン語を使ってオンラインで実施された。2014年9月25日~10月9日と2015年2月10日~3月16日の2回に分けて行われ、1回目には1016組、2回目には44組の親子が調査に参加した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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