数週間にわたるベータテストを経て、「OS X Yosemite 10.10.3」が米国時間4月8日、正式にリリースされた。いつものソフトウェア修正以外に、このバージョンでは、2014年のWorldwide Developer Conference(WWDC)でお披露目された新アプリ「Photos」が登場している。アップデートはOS Xの「Software Update」によってダウンロードおよびインストールできる。
新しいPhotosアプリは、従来のソフトウェアである「iPhoto」と「Aperture」を 置き換えるもので、同社の「iOS」でもおなじみの写真編集機能をOS X搭載製品に提供する。
OS X版のPhotosが、iOSの影響を受けているのは明らかである。全体的なルックアンドフィールはほぼ同じだ。例えば画像は、iOSユーザーにお馴染みのアルバム、年別、コレクションといった様々なビューで表示される。
またOS X Yosemite 10.10.3には、肌の色や人種の多様性に対応する新しい絵文字が含まれている。「Safari」のセキュリティ機能も強化された。またAppleは、いくつかの無線接続の問題が修正され、キャプティブWi-Fi接続が改善されたほか、一部のBluetooth端末が切断される問題が修正されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス