アマゾンのベゾス氏が所有する航空宇宙企業、準軌道飛行試験を年内に

William Harwood (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2015年04月08日 11時29分

 Blue Originは米国時間4月7日、新しい水素燃料エンジンの開発を完了し、準軌道飛行用宇宙船の無人試験飛行を2015年内に開始する計画であることを正式に発表した。Blue Originは、Amazon創設者のJeff Bezos氏が所有する航空宇宙企業だ。

 Blue OriginのプレジデントであるRob Meyerson氏は報道陣に対し、「New Shepardは、宇宙飛行士3人以上を乗せ、準軌道まで飛行するよう設計されている」と述べた。「『3人以上』と述べたのは、宇宙飛行士と科学ペイロードの組み合わせがあるためだ。われわれは、科学ペイロード市場が巨大化するとも考えている」

 再利用可能な宇宙船New Shepardは、新しい「BE-3」エンジンを使ったブースターを搭載しており、このブースターは、宇宙との境と一般に考えられている高度62マイル(約99.8km)の上までクルー/カーゴ用カプセルを運ぶことができる。カプセルはその後、切り離され、4〜5分間の無重力状態を経たのち、パラシュート降下のために識別可能な大気圏に突入する。

Blue Originの水素燃料エンジンBE-3
Blue Originの水素燃料エンジンBE-3
提供:Blue Origin

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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