Facebookが友人とコラボしながら動画を作り上げられる最新アプリ「Riff」を発表した。このアプリでは、#shakeitoffのようにトピックを決めて動画をアップロードし、友人にコンテンツの追加や反応を求めることができる。ユーザーは、あらゆるトピックのビデオを作成することができる。
Facebookでプロジェクトマネージャーを務めるJosh Miller氏は米国時間4月1日、「コラボレーションして動画を作れば、作業がもっと楽しいものになると思った」と記した。ユーザーによるアップロードをこれまでよりもさらに増やし、その結果としてより多くの広告主を誘い込むことも目的としている。
Riffはソーシャル用の初めての動画アプリというわけではない。すでに、Twitterの「Vine」、「Snapchat」、そして、ゲームプレイの動画を共有したいゲーマーをターゲットとしたRaptrの「Plays.TV」が動画の共有に使われている。
Riffは、FacebookのCreative Labsの手による最新のアプリである。同グループはこれ以外に、写真やショートビデオを共有する(競合アプリ「Snapchat」に似た)「Slingshot」や、匿名フォーラムアプリ「Rooms」などを開発している。
Riffは、ALS Ice Bucket Challenge(ALSアイスバケツチャレンジ)のようなバイラル動画を促進する可能性がある。筋萎縮性側索硬化症 (ALS) の研究を支援するために氷水を頭からかぶり、次の人を指名するALS Ice Bucket Challengeは、2014年にインターネットを通して話題となり、社会現象化した。Facebookによると、同サイト上で最終的に、4億4000万ユーザーがこのような動画を100億回視聴したという。
Riffは、Googleの「Android」およびAppleの「iOS」搭載端末向けに1日から提供されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス