リブセンスはファッションEC事業を手掛けるwajaを買収し、EC事業に参入する。取得額は約3億9000万円で、株式保有比率は71.7%となる見込み。両社は3月25日付けで資本提携に合意した。wajaグループのEC事業に関する実績やノウハウと、リブセンスのウェブマーケティングのノウハウ、インターネットサービスの開発力を相互に活かし、国内外のEC市場で事業を展開する。
wajaグループは2003年5月設立。2006年8月に開始したCtoCのファッションECサイト「waja」では、世界60カ国超からバイヤーが仕入れた商品を販売している。受注、梱包、発送、受け渡し、代金回収までを一貫して手掛ける独自のフルフィルメントシステムが特徴で、商品取扱高は順調に伸びているという。
◇wajaの他ECサービス
ブランド品を出品して社会貢献&節税--ファッションEC「waja」が新サービス
リブセンスはこれまで、求人/不動産/BtoB領域に続く新領域への展開を模索する中で、CtoCや越境ECの領域に着目し、新規参入を検討してきた。
同社代表取締役社長の村上太一氏は「これまでの常識では難しいと思われてきたCtoCでの高効率なフルフィルメントに果敢に挑戦し、ユーザーが感じる不便や不安の解消に徹底的に取り組んでこられたwaja社のスタンスは、まさにリブセンスの理念やビジョンに通じるものがあります。両社の強みを活かせば、もっと多くの人々に喜ばれる新しい価値を提供していけると確信しています」とコメントしている。
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