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Twitter、元従業員の女性から集団訴訟を提起される--性差別を理由に

Rochelle Garner (CNET News) 翻訳校正: 湯本牧子 吉武稔夫 (ガリレオ)2015年03月23日 12時52分
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 マイクロブログサービスTwitterのソフトウェアエンジニアだった女性が、男性に有利な非公式の昇進プロセスが存在するとして同社を提訴している。Reutersの報道によると、Tina Huang氏は、Twitterが特定の人々だけに求職や昇進の機会を与えており、女性は無視されることが多いと主張しているという。

 Huang氏は米国時間3月19日、サンフランシスコのカリフォルニア州上位裁判所に集団訴訟を提起した。この前日には、Facebookの元従業員が、同社は性別による偏見や差別の温床になっていると主張したとの報道があった。さらに21日には、ベンチャーキャピタルのKleiner Perkins Caufield Byers(KPCB)を相手取って1600万ドルの損害賠償請求訴訟を起こしているEllen Pao氏に対し、サンフランシスコ上級裁判所の判事は、陪審が同氏に有利な裁定を下せば、懲罰的損害賠償を請求できるとの判断を示した。Pao氏は、KPCBに性差別の横行を訴えた後、会社から報復を受けたと主張している。

 FacebookとTwitterは、性別による偏見や差別を告発されたテクノロジ企業の最新の例だ。Facebook、Google、Twitterなどの企業が自社でまとめて報告した統計データによると、テクノロジ企業の従業員は平均70%が白人男性となっている。各社のデータ公表を機に、男性優位の文化がはびこっていることもあって議論が白熱し、シリコンバレーで訴訟が相次ぐ事態となっている。

 Huang氏が訴状で主張しているところによると、Twitterには正式な求職または昇進プロセスがないという。代わりに、非公式の経営委員会が社内公募や評価もなしに誰を昇進させるかを決定しており、結果としてTwitterの技術職に際立った男女差が生じてしまっている。

 Mashableが一部を掲載した訴状には、次のような記載がある。「Twitterの上級技術職への昇進は主観的な判断に基づいており、その判断を下す委員会の構成員として強い影響力を持つTwitterの上級幹部は、大多数が男性だ。こうした判断は、意識的にせよ無意識的にせよ偏見や性別に対する固定観念に満ちており、これが理由でTwitterでは上級職や幹部職に昇進する女性従業員が極端に少ない」

 Twitterは、Huang氏の主張に反論している。

 Twitterの広報担当者は声明で次のように述べた。「Huang氏は、当社の幹部が慰留したものの自主的に退職した。同氏は解雇されたわけではない。当社は多様かつ協力的な職場作りに全力を注いでおり、Huang氏が公平な扱いを受けたことは、事実が明らかにしてくれると考えている」

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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