米国時間3月19日以降、AT&Tに替わってAppleがダウ工業株30種平均(Dow Jones Industrial Average:DJIA)の構成銘柄として採用されることになった。DJIAは米国の優良企業30社の株価を追跡している指数で、同国の景気動向を測る主要な指標だ。
DJIAを管理するS&P Dow Jones Indicesによると、この代表的な株価指数の構成銘柄にAppleを選択することは簡単に決まったという。
S&P Dow Jones Indices指数委員会のDavid M. Blitzer委員長は6日の声明で、「Appleは、世界最大規模の企業であると同時にテクノロジ業界のトップ企業でもあり、最も評価の高い株価指数であるダウ工業平均の構成銘柄として当然の選択肢だ」と述べた。
DJIAの構成銘柄に採用されたことで、Appleはこれまでよりもさらに多くの投資家を獲得できる。多くのポートフォリオファンドは、これらの30社を無条件で投資対象にしているからだ。ただ、DJIAへの採用はAppleにとってまた1つ名誉な称号が加わったにすぎない。同社は過去数年にわたり、「iPhone」「iPad」「Mac」「iPod」などの製品を販売することで莫大な利益を生み出してきた。Appleは今や世界で最も評価額の高い企業であり、時価総額は7400億ドル近くに達している。評価額2位のExxon Mobilは、時価総額が約3600億ドルだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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