Ingress、挫折から一転してモバイルバッテリ「INGRESS POWER CUBE」を入手

坂本純子 (編集部)2015年03月07日 08時00分
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 「cheero INGRESS POWER CUBE 12000mAh」(5980円)。箱は、捨てずに保存しておきたくなる仕上がり。

 「cheero INGRESS POWER CUBE 12000mAh」(5980円)。箱は、捨てずに保存しておきたくなる仕上がり。

 周りを見渡すと、このIT業界界隈には位置情報を使った陣取りゲーム「Ingress」にハマっている人を多く見かける。一方で、おそらく途中で挫折したという人も少なくないはずだ。実は筆者もそんな一人だった。

特集 : What's Ingress ?--見えてる世界だけがすべてじゃない

挫折から復活そしてリアル課金へ

 正直なところ、Ingressは人気のパズルゲームほど分かりやすいゲームではないし、インターフェースは英語(今は一部日本語化されている)。しかも現実の世界と連動しているので、歩き回る必要があるなど、ちょっととっつきにくい印象があると思う。

 振り返ってみると、挫折しないためのポイントは、(1)ハマってる人に教えてもらう(できれば一緒に行動を)、(2)とりあえずLevel 5ぐらいまではがんばってみる──の2点かもしれないと感じた。

Ingressのメイン画面である「スキャナー」。光の粒が沸き立っている場所がポータルだ。このポータルを奪い合うのが基本的な目的。ちなみにこの場所は秋葉原。道路や線路などは、実際のGoogle マップと連動している
Ingressのメイン画面である「スキャナー」。光の粒が沸き立っている場所がポータルだ。このポータルを奪い合うのが基本的な目的。ちなみにこの場所は秋葉原。道路や線路などは、実際のGoogle マップと連動している

 当時、放置状態から脱したきっかけは、業界飲み会の席に熱くIngressを語る人々がいたことだ。「今ひとつよくわからないんですよねぇ」などとぼやいたところ、あるライターさんが懇切丁寧に背景のストーリーやゲームの遊び方などを教えてくれた。最近は、友人らを勧誘した上で、その人がLevel 3まで上がるとその数に応じて「メダル」がもらえるようになった。「これから始めようかな」という人には特にやさしく教えてくれるに違いない。

 歩き回るうちに、10年も住んでいるこの街にそんなところがあったのか──といった新たな発見ができるのもIngressの魅力で、それは確かに楽しい。ふと振り返ると陣営(ポータルの色)が変わってるほど活発な場所に行けばウキウキする。しかし、だ。レベルが低いうちはできることも少なく、そもそも寒いのにこのためだけに歩く気にはなれなかった。かなりの“ゆるふわエージェント(プレーヤー)”だったと思う。

 そんな中また転機が訪れる。1カ月かけてやっとレベル5になった翌日、久しぶりに会った熱心な先輩エージェント(女性)に「えっ、まだLevel 5なの?それって、始めて1週間のレベル!」とバッサリ斬られたのである。心の中で涙すると同時に、なんだかかなり負けた気持ちになって、その日から極寒の中、Level 8を目指してポータル巡りのために遠回りして帰るようになった。

 実は、Level 5を過ぎたあたりから、だんだん敵を攻撃できる力が強まるので、できることが増えていく。すると、敵のポータルを壊せる割合も高まっていき、リンクもしやすくなっていく──という具合に、だんだんIngressのおもしろさが分かってくるのである。

エージェントはつい緑または青に反応する

「cheero INGRESS POWER CUBE 12000mAh」。1日活動しても大丈夫だ
「cheero INGRESS POWER CUBE 12000mAh」。1日活動しても大丈夫だ

 そんな紆余曲折あってその20日後、無事に「チュートリアル」と言われるLevel 8を超え、まもなく9になる。Ingressの世界では、ゲームそのものに課金システムはない。しかし、GPSを常時使用するのでバッテリを消耗が激しく、モバイルバッテリが必須になってくる。人によっては自転車を調達したり新たなポータルを求めて旅に出たりするようになり、無料のゲームと比喩させてグッズを買ったりお金を費やすことを「リアル課金」と言うらしい。

日常使いはダンボーペアで。小さいながらもダンボーの目が光るケーブルも気に入っている
日常使いはダンボーペアで。小さいながらもダンボーの目が光るケーブルも気に入っている

 ついに私もリアル課金に手をだした。記念すべき第1弾が今回紹介するモバイルバッテリ「cheero INGRESS POWER CUBE 12000mAh」(5980円)である。

 このINGRESS POWER CUBEは、Ingressを開発したNiantic Labs(ナイアンティック・ラボ)との共同開発によるもので、公式ライセンス製品だ。12000mAhの大容量があれば、1日中Ingressし放題が可能になる。サイドの切替ボタンで、ロゴが青や緑など合計6パターンのイルミネーションが点灯し、Resistance(青)またはEnlightened(緑)のいずれのエージェントも使える。大容量な分、充電時間は約10時間。

 箱にもこだわったオシャレなモバイルバッテリだ。ちなみに名前に使われている「POWER CUBE」は、ゲームの中で使われる回復アイテムと同じ。スマホのバッテリを回復させるリアルPOWER CUBEと言える。

お金をかわいく包んで返してくれた折り紙。なんとなくロゴっぽくない?──ですかね
お金をかわいく包んで返してくれた折り紙。なんとなくロゴっぽくない?──ですかね
コンビニチェーンのローソンが、国内初となるIngressとの企業コラボを実現。多くのローソン店舗がポータルとして申請された
コンビニチェーンのローソンが、国内初となるIngressとの企業コラボを実現。多くのローソン店舗がポータルとして申請された

 正直言えば、すでにモバイルバッテリは持っていた。なのになぜ買ってしまったのか。そこがIngressの不思議なのである。活発に活動するようになると、近くのスーパーより近くにポータルがたくさんあるスーパー、コンビニにいくなら、とりあえずローソン──という感じで、やや行動が変わってきた。

 色を選ぶなら、青より緑(人によっては緑より青)だし、△を見ればコントロールフィールド(CF)を連想してしまう。愛着みたいなものが沸いてくる。友人がくれた折り紙がIngressロゴに見えてくる始末である。

 勢いでポチッとした印象としては、Ingressの世界観を損なわない仕上がりで、迷っている人にはぜひおすすめの製品だ。ただ、大容量な分、大きく重い(約275g)ので、いまのところ気合いを入れて回る際の専用モバイルバッテリとなっている。

 ちなみに普段使いのモバイルバッテリは「ダンボー」が好きなので「cheero Power Plus DANBOARD version -mini」と最近出た「DANBOARD USB CABLE」。──こう書いていると全部Cheeroの製品なので回し者みたいだが、すべて自腹で購入したものだ。

 この製品は、こだわりの箱も魅力の一つ。写真でお伝えする。 ひそかに次のリアル課金はもう決めている。それはまた機会を見て紹介したい。

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