Appleは米国時間2月26日、サンフランシスコのYerba Buena Center for the Arts Theaterで3月9日に開催する報道陣向けイベントへの招待状を送付した。ダウンタウンにあるこの会場は、Appleの本社にあるTown Hallより広く、これまでに多数のApple製品がこの会場で発表されてきた。
Appleの招待状には「Spring forward」(サマータイムの変わり目に時計の針を進めることを意味する言葉)と書かれており、同社初のウェアラブル製品である「Apple Watch」がイベントの主役になりそうだ。同社最高経営責任者(CEO)を務めるTim Cook氏は1月に、同スマートウォッチを4月に発売する予定だと述べていた。
Apple Watchの価格は349ドルからになる予定。同社は、2014年9月に開催したイベントで、同製品を発表していた。同時にAppleは、画面が大きくなった「iPhone 6」と「iPhone 6 Plus」も発表している。同社は10月にもイベントを開催し、新しい「iPad」とともに、高解像度「iMac」を含む新しい「Mac」を発表した。
Appleにとって、Apple Watchは2010年に発売した「iPad」以来の新製品カテゴリになる。またCook氏の指揮の下で投入される初めての新製品でもある。Cook氏は1年以上にもわたり、Apple が「驚くべき」新製品を2014年に発表し、広く成功した同社スマートフォン、タブレット、コンピュータを越えた「新しい製品カテゴリに進出する」ことを約束していた。Apple WatchによってAppleは、新しいモバイル決済サービスである「Apple Pay」とともに、その約束を果たすことになる。
同社はApple Watchに加えて、アップデートされた「Apple TV」を披露する可能性がある。また、待望の12インチ画面の「iPad Pro」や、Retina Displayを搭載する「MacBook Air」が発表される可能性もある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」