ソフトバンク、ヒト型ロボ「Pepper」を開発者向けに発売--2月27日から300台

 ソフトバンクロボティクスとソフトバンクモバイルは2月20日、感情認識パーソナルロボット「Pepper(ペッパー)」を、2月27日より開発者向けに発売することを発表した。一般販売については、6月以降に延期することが発表されている。

 初回生産分300台の申し込み受け付けは、同社ウェブサイトまたはソフトバンク表参道で2月27日午前10時より開始し、所定の数に達した段階で終了する。場合によっては抽選にするという。300台の内、ソフトバンク表参道での販売は30台。また、初回生産分については、2014年9月のデベロッパー先行モデル抽選販売で落選した人を優先して販売するという。次回生産分以降の販売は夏頃を予定しているとのこと。


 Pepperは、周囲の状況を把握しながら自律的に判断して行動し、人の表情と声のトーンを分析して人の感情を推定できる人型のロボット。人との会話以外にも、家族の写真を撮影したり、子どもと遊んだり、スマートフォンと連携して家族にメッセージを送ったりすることが可能。また、発売にあわせて「ロボアプリ」をダウンロードできるアプリストアを公開し、さまざまな機能を追加できるようになる。当初は100本のアプリを用意する予定だ。

 発売にあわせて、「Pepper 基本プラン」(1万4800円×36カ月)と「Pepper 保険パック」(9800円×36カ月)を提供する。Pepper 基本プランは、クラウドの音声認識エンジンを活用した会話機能や、各種ロボアプリおよびアプリストアの利用などPepperとの生活に必要なものが含まれるプラン。Pepper 保険パックは、Pepperが故障した際などにサポートや特別価格での修理を契約期間中何度でも受けられるサービスとなる。

 なお、発売を記念して、Pepper 基本プランとPepper 保険パックに同時に加入した人には、Pepperが自律的に充電するようになる「充電ベース」を後日プレゼントするキャンペーンも実施するとしている。

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