UQコミュニケーションズは2月12日、栃木県真岡市でWiMAX 2+周波数帯を現行の20MHzから40MHzに拡張した。今後、全国で順次周波数帯を拡張していく。
同社はこれま使用可能だった50MHzの帯域のうち、WiMAXに30MHz、WiMAX 2+に20MHzを割り当てていたが、今回の拡張でWiMAXが10MHz、WiMAX 2+が40MHzとなる。これにより、110Mbps通信が可能なWiMAX 2+周波数帯が2倍の40MHz幅になり、キャリアアグリゲーション対応のWi-Fiルータを使うことで、下り最大220Mbpsの通信が可能になるという。
キャリアアグリゲーションは、1月に発売された「Speed Wi-Fi NEXT W01」で対応する(3月末に予定されているファームウェアのバージョンアップが必要)。従来のWiMAX 2+対応ルータ「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD14/HWD15/NAD11」においても、110Mbps通信が可能なWiMAX 2+周波数帯が2つとなり、通信状況に応じて最適な周波数帯を選択できるとしている。
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