Expediaは、Orbitzを16億ドルで買収することに同意した。これにより、オンライン旅行会社のパイオニアである両社が1つに統合される。
米国時間2月12日に発表されたこの買収で、Hotels.com、Hotwire、trivagoなどをはじめとするExpedia傘下の旅行サイトの数は、さらに増えることになる。Expediaは2015年1月、2億8000万ドルを投じて、Sabreが所有するTravelocityの買収を終えたばかりだ。
Hipmunk、Kayak、Airbnbといったトラベルサイトやハウスシェリングサイトの急増を受けて、大手オンライン旅行会社は、自分たちの顧客基盤を維持し、さらに成長させようと、市場の他のプレイヤーを次々と吸収しつつある。たとえば、Priceline(Expediaのライバルで規模ははるかに大きい)は、他のウェブサイトから航空券情報を収集するKayakを、2013年に18億ドルで買収している。
1996年に創業したExpediaは、Orbitzの同名のウェブサイトのほか、CheapTickets、ebookers、HotelClubといった消費者向けサイトや、複数の企業向け旅行サイトも手に入れる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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