翻訳のクラウドソーシングサービス「Conyac(コニャック)」を運営するエニドアは2月12日、同サービスに登録しているバイリンガルユーザーが個人の特性を活かせるアウトソーシングプラットフォーム「Conyac Market」の提供を開始した。
Conyacは、世界中のバイリンガルに言語関連業務をアウトソーシングし、海外進出の際に必要となる業務を全般的に依頼できるサービス。2009年5月に開始。現在のバイリンガルユーザー登録数は4万5000人、利用企業数は1000社、総依頼数は13万2000回にのぼるという。
Conyac Marketで依頼できる内容は、翻訳のほか、(1)語学スキルを活用したライティング、(2)海外リサーチ・調査、(3)製品/サービスのローカライズ時のネイティブチェックなど多岐にわたる。
Conyac Marketで仕事を依頼するには、Conyacへのユーザー登録が必要。登録料は無料。Conyac Market利用時の支払い方法は「都度払い」のみで、各契約の支払額に応じて、Conyac運営側に手数料として支払額の2~10%を支払う。
エニドアによれば、これまでに、翻訳だけでなくネイティブチェックや書類の書き起こしなどの翻訳に付随する作業や、海外進出する際に発生する外国語でのプレスリリース/コンテンツ作成などの業務に関する依頼の要望を多く受けていたという。そのような業務をワンストップでサポートすべく、Conyac Marketの提供を開始したと説明している。
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