DMM.comは2月5日、ものづくり特化型のクラウドソーシングサービス「DMM.makeクラウドソーシング」を開設した。まずは3Dデータの作成からスタートし、その後は企画や設計、製造などの分野にも展開していくという。
仕事の依頼方法としては、「プロジェクト方式」と「コンテスト方式」の2つがある。プロジェクト方式は、クライアントの依頼内容に応じて、同社の規定をクリアした公認クリエイターの中から最適な人材を選定した上で仕事を進める方式。データ作成の要件が確定しており、外部のクリエイターに外注のように依頼したい場合に向いている。たとえば、製造作業補助用ロボットの外装カバー設計など。
コンテスト方式は、多くのクリエイターを対象にした公募で複数の提案を集め、その中から選定・採用する方式。デザインやアイデア重視でデータ作成を依頼したい案件に向いている。たとえば、クレーンゲーム向けオリジナルキャラクターやジュエリーの3Dデザインなどだ。
同社では、これまでDMM.makeで培ってきた3Dデータ作成のノウハウや造形の実績、高品質な管理ツールの導入によって、クライアントに納品するデータの品質を保証するとしている。また専門知識を持つスタッフがいるため、3Dデータ作成の知識が少なくても、安心して依頼できることも強みとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス