Apple関連のニュースとレビューを配信する9to5Macによると、Appleは自らデザインを担当し、Beatsのテクノロジと音楽コンテンツを使用する新しい有料ストリーミング音楽サービスの提供を計画しているという。Appleは単に既存の「Beats Music」アプリを「iPhone」で提供するのではなく、モバイルOSの「iOS」とメディアストアの「iTunes」、そして「Apple TV」に「Beatsを深く統合」する予定だ、と同サイトは報じている。
9to5Macによれば、Appleは当初、月額5ドルのストリーミングプランをレコードレーベルと交渉していたが、最終的に月額7.99ドルで合意に達したという。
同社は当初、早ければ3月にもこの新しいストリーミング音楽サービスを発表する予定だったが、6月にAppleが開催するWorldwide Developers Conferenceまで延期される可能性もある、と9to5Macは伝えた。
9to5Macの報道によると、Appleの新音楽サービスはクラウドストリーミングに大きく依存し、ユーザーの音楽ライブラリが中心に据えられるという。さらに、同サービスでは、iOSおよびiTunesのデザインとアプリの一貫性を高めるAppleの新しいデザインが採用される予定で、AppleはBeatsの「Android」版アプリの提供も継続して行う、と同サイトは報じた。「Windows Phone」とウェブブラウザ向けに同サービスの新バージョンを開発する予定はないという。
さらに、9to5Macの報道によると、Appleは「iTunes Radio」と「iTunes Match」の提供も継続する予定だという。前者は広告ベースの無料音楽ストリーミングサービスで、後者は年額25ドルで、所有するすべての楽曲のコピーをクラウドに保存できる機能とiTunes Radioを広告なしで楽しめる機能を登録ユーザーに提供する。Appleは、通常1曲当たり69セント~1.29ドルで楽曲を提供するiTunes Storeも維持する予定だ、と9to5Macは報じている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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