テクノロジー複合企業のサムスンは、新たなモバイルマーケティング責任者を任命した。
Reutersは米国時間2月3日の記事で、今回の人事の内情を知る人物の話として、サムスンのモバイルマーケティング責任者だったKim Seok-pil氏が、健康上の理由で一時的に退任したと報じた。Kim氏はいずれ同社に復帰する予定だが、その際の役職がどのようなものになるかは不明だ。
Kim氏の後任として、サムスンはLee Sang-chul氏をモバイルマーケティング責任者に任命した。Reutersによると、Lee氏はこれまでにサムスンのロシア法人を率い、同社の中南米部門のトップも務めてきた人物だという。
Kim氏の退任は、サムスンにとってとりわけ悪いタイミングだった。同社は依然としてモバイル市場の有力企業だが、その業績は悪化し始めている。サムスンは2014年のスマートフォン世界市場で首位となり、市場占有率は28%だった。しかし、同社の2013年の市場占有率32.5%からは下降線をたどっており、2015年にはさらに26.6%へ低下すると市場調査会社TrendForceによって予想されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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