「Raspberry Pi」のハードウェアが、カスタム版「Windows 10」の実行に備えてアップグレードされた。これまでに数えきれないほどの人々(大人も子供も)がRaspberry Piでプログラミングを学び、数多くの改造分解作業や自作プロジェクトにRaspberry Piを使用してきた。
Windows 10をRaspberry Piプラットフォーム上で稼働させるための鍵の1つは、ハードウェアを強化することである。新しい「Raspberry Pi 2 Model B」は、旧バージョンである「Model B+」よりも6倍性能が高いとされる「ARMv7」クアッドコアプロセッサを搭載する。
Raspberry Pi 2のスペックは以下のとおり。
Microsoftは、Windows 10 OSのカスタム版を開発中で、「Windows Developer Program for IoT」を通じてMakerコミュニティに無償提供する予定だと発表している。
Microsoftは、Windows 10のこのバージョンに関するさらに詳しい情報を「今後数カ月のうちに」発表する予定である。
興味のある読者は、Windows Developer Program for IoTのページで登録するとよい。
Microsoftによるこの発表の興味深い付加情報として、ARM版「Windows」が消えたわけではまったくないことがわかる。
Raspberry Pi 2はWindows 10に加えて、引き続き「NOOBS」および「Raspbian」と、ARM GNU/Linuxの全ディストリビューションをサポートする予定。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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