実証フィールドでは、福島県に「福島浜通りロボット実証区域」(仮称)を設置し、陸上や水中、空中などの分野におけるロボット開発の集積拠点を目指している。
福島県は1月27日、新生ふくしま復興推進本部会議を開催し、政府が新戦略で示すロボット実証実験フィールドの整備など踏まえ、“ロボット産業革命の地ふくしま”の実現に向けて、「ふくしまロボットバレー」の形成を目指している。
また、ロボットシステムを組み立てていく上で中核となるシステムインテグレーターやソフトウェアを中心とした IT人材の育成を抜本的に強化していくとしている。
ロボットシステムを組み立てるシステムインテグレーターは、ロボットをメーカーから調達し、ユーザー企業のニーズにあわせ、ロボット向けOSやソフトウェア開発、ロボット制御、センサ実装やネットワーク連携、そして運用保守など、さまざまな対応が必要となり、人材の育成も急務となるだろう。
ロボットの利用や活用では、「ものづくり」「サービス」「介護・医療」「インフラ・災害対応・建設」「農林水産業・食品産業 」の5分野を重点分野として設定し、2020年に向けた戦略目標とアクションプランを策定する。
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