韓国を拠点とするサムスン電子のモバイルおよびIT(IM)部門は近年、同社にとって大きな収益源であった。しかし、同部門の利益は第4四半期(現地時間2014年12月31日締め)において1.96兆ウォン(およそ18億ドル)となり、前年同期の5.47兆ウォンから大きく減少した。
2014年通年においては、サムスンのIM部門の年間利益が40%以上減少し、24.96兆ウォンから14.56兆ウォンになったことが明らかになった。同部門の売上高は同年において112兆ウォンで、2013年と比べて19%減少した。
サムスン電子全体では、通年の利益が11.8兆ウォン減少して25兆ウォンになり、売上高は前年比10%減の206兆ウォンとなった。サムスン電子の第4四半期における利益は、5.3兆ウォンとなり、2013年同期の8.31兆ウォンから減少している。
通年の売上高または利益で増加したのはセミコンダクタ事業のみで、年間の利益は1.89兆ウォン増加して8.78兆ウォンとなり、通年での売上高は6%増の39.73兆ウォンとなった。
同社のメモリ事業は、通年の売上高が24%増加し、29.32兆ウォンとなっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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