シンラ・テクノロジー・インクは、同社が開発を進めているクラウドゲームのテクニカルβテストを、2月17日から実施することを発表した。
シンラ・テクノロジーは、スクウェア・エニックス・ホールディングス代表取締役社長などを歴任した和田洋一氏が新たに立ち上げた会社。独自技術を核として、クラウドゲーム事業の運営を行い、全く新しいゲーム体験の創出を目指しているという。
今回のβテストはクラウドゲームの安定動作の確認の検証を目的としたもの。インフラ環境として、NTT東日本が提供しているNGN接続サービス「フレッツ・キャスト」ならびにインターネット接続サービス「フレッツ光ネクスト」と、ゲーム配信に特化した技術サービスに実績があるテコラスのデータセンターを採用し、3社で検証を行っていくとしている。
この発表にあわせてβテストのテスターの募集も開始。応募資格として、スクウェア・エニックスアカウントを所持し、フレッツ光ネクストと契約しているなどの諸条件がある。応募可能かどうかの動作環境を確認するチェックソフトウェアも用意されている。募集は1月26日から開始されており、締め切りは2月10日まで。募集人数は1000名で、特設サイトから応募できる。
遊べるゲームについては「ファイナルファンタジーVII インターナショナル for PC」、「デウスエクス」、「トゥームレイダー」、「ヒットマン アブソリューション」、「スペース・スウィーパー」、「Agni's Philosophy」の6タイトルが用意されている。
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