Appleの次期「iPhone」で必要になるチップのうち、75%をサムスンが提供する予定であるという。韓国のMaeil Business Newspaperが現地時間1月26日、サムスンとAppleの計画に詳しい人々の話として報じた。サムスンはそれらのチップ(「A9」という名称になると考えられている)をテキサス州オースティンの同社工場で製造する予定だと同紙は報じている。
サムスンは何年も前からAppleのスマートフォン向けプロセッサを提供している。Appleがこのことを明らかにすることはほとんどないが、ここ数年間、同社はライバルからプロセッサを購入することを快く思っておらず、ほかのチップメーカーを探していることを示唆する報道やうわさが絶えることはなかった。
Appleから見ると、チップメーカーの選択肢はたくさんあるが、それらは魅力的ではないようだ。サムスンには、GLOBALFOUNDRIESやTaiwan Semiconductorなど、多くのライバルが存在する。しかし、これまでのところ、Appleは同社のチップの製造すべてをサムスン以外のチップメーカーに委託することはできていない。
サムスンは、AppleのiPhone向けチップの製造で収益を得る。Appleがデバイスを発注するたびに、サムスンはその利益の一部を得られるので、事実上、自社の「GALAXY」スマートフォンだけでなく、iPhone自体からも売上高が発生することになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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