ソニーは1月23日、Sony Pictures Entertainment(ソニー・ピクチャーズ)が受けたサイバー攻撃により、2015年3月期第3四半期報告書の提出期限を延長する承認申請書を提出したと発表した。延長が承認されれば、2月16日の提出期限が3月31日へと延長される。
ソニー・ピクチャーズでは、2014年11月にネットワークとITインフラに対するサイバー攻撃を受け、大規模なネットワーク、ITシステム障害が生じた。同社ではすべてのネットワークを停止し、財務・会計アプリケーションを含むビジネス活動に必要な基幹ITアプリケーションの大部分を2015年2月上旬まで利用できないと見込んでいる。
今回の提出期限延長に関する承認申請書の提出は、2カ月に渡るシステム停止期間中に入力ができなかった経理処理やデータの整合性の確認に要する時間を考え実施したという。
ソニーでは2月4日に2015年3月期第3四半期業績発表と業績説明会を予定しており、こちらに関しては予定通り実施するとのこと。ソニー・ピクチャーズの決算業務が完了しない見込みではあるが、同日時点での情報に基づき、最新の見通しを発表するとしている。
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