顧客と従業員を“ファン”にする「wizpra」が2.3億円を調達

 顧客体験マネージメントサービス「wizpra NPS」と、従業員体験マネージメントサービス「wizpra card」を運営するwizpraは1月26日、総額2億3000万円の資金を調達したことを発表した。引受先は、既存株主のグリーベンチャーズ、新規株主のモバイル・インターネットキャピタル、SMBC ベンチャーキャピタル、みずほキャピタルの4社。

 同社が提供するwizpra NPSは、商品やサービスに対する顧客の声を瞬時に分析してロイヤリティ(忠誠心)を数値化。それに基づいて適切な施策を打てるサービスだ。2014年8月に開始し、約半年で1000以上の店舗などに導入されているという。

 もうひとつのwizpra cardは、感謝の言葉を紙に書く「サンクスカード」をコンセプトにしたクラウド型の従業員体験マネージメントサービス。社員や従業員同士のポジティブなコミュニケーションを活性化させることで、従業員の満足度やロイヤリティを向上させる。

 同社では今回の資金調達によって、プロダクトの機械学習やデータビジュアライゼーション領域の強化などを実施。また、組織強化にも投資するとしている。なお、資金調達にあわせて、グリーベンチャーズ パートナーの堤達生氏が社外取締役に、早稲田大学大学院教授の東出浩教氏が監査役に就任している。

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