Zeppホールネットワーク、ローソンHMVエンタテイメント、ワイドワイヤワークスの3社は、世界で初めての3DCGホログラフィック専用のエンタテイメント劇場を開発するプロジェクトの実施協定を締結したことを発表した。施設開発は相鉄アーバンクリエイツが担当。すでに2014年10月からシアター建設に着工、オープンは2015年春を予定。
この劇場は最新のサイネージ技術を活用し、ホログラフィック演出を可能にするステージ機能を備えた、最新鋭のエンタテイメントステージシステムを常設する劇場施設。場所は神奈川県横浜市の横浜駅西口(西区南幸2-1-5)。施設面積は約800平方メートルで、施設定員は400人前後を予定。
ステージ企画は初音ミクのライブコンサートを考案しプロデュースしたワイドワイヤワークスと、大型ホログラフィックステージシステム「eyeliner」を活用し、さまざまなコンテンンツのホログラフィック公演を手掛けているstudioTEDが共同で開発を進めている。
この施設では原則として舞台上に生身の人間が登場しないCG映像のみの中長期公演を想定。敷地内ではシアターのほか、コンテンツ連動などを見据えた施設の展開も予定しているという。さまざまなコンテンツ興行を実施し、日本のハイエンドな技術と作品文化の発信と拡散により、国内外の観光客誘致とインバウンドの促進に寄与する観光施設にしたいとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」