Microsoftは米国時間1月14日、「Lumia 532」と「Lumia 435」を発表した。価格はそれぞれ93ドル、81ドル程度となる予定だ。この2機種は、前モデルの「Lumia 520」よりさらに価格が安くなっている。Lumia 520は、既に格安スマートフォンとして評価されている。Microsoftは新興市場を対象に、より低価格な「Windows Phone」スマートフォンを投入することで、予算を抑えたい消費者に攻勢を仕掛けている。Microsoftは、インドをはじめとする地域の消費者が、端末に搭載されている「Office」などの自社のサービスに依存し、最終的には外見がより派手で高価な「Windows」搭載端末へとグレードアップすることに賭けている。
Appleとサムスンが高価なスマートフォンを投入して市場で優位に立とうとしのぎを削っているが、その一方で、劣勢にある企業や新興企業は、価格が手頃で、かつ十分に機能するスマートフォンを提供することに成長の可能性を見出している。Microsoftの「Windows Phone」プラットフォームは、Googleの「Android」やAppleの「iOS」から大きく水をあけられて3番手に位置しているが、可能性があるとMicrosoftが見ている場所では成長が見込まれる。
「Nokia」という名前がアフリカやインドなどの地域で根強く浸透している一方で、Microsoftは、Nokiaシリーズから始まり「Microsoft Lumia」シリーズにレベルアップする単一のファミリを生みだすことで、消費者による次なる購入を理にかなった形で実現すべく取り組んでいる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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