今回紹介するのは、いわゆるツールに属するアプリだ。スマートフォンライフに必ずしも必要というわけではないが、あったらあったで便利な“かゆいところに手が届く”そんなアプリを紹介しよう。
「Smart Tools - ツールボックス」は、その名の通り「巻尺・分度器」「単位」「距離・高さ」「騒音・振動」「コンパス」「ライト」という6種のツール(機能)を備えたツールアプリだ。
たとえば「巻尺・分度器」には、実際にスマートフォンの画面上に物を載せて長さを測れる「巻尺」や、スマートフォンの傾きセンサを利用して度数を測れる「分度器」、同じくセンサを使って水平・垂直を調べられる「水準器」といった機能が収録されている。また「距離・高さ」では、カメラ機能を使って建物の高さや距離を調べられ、「単位」では長さや面積、重量などを任意の単位から任意の単位へと変換できる。
このように、実用性の高い機能、あるいは頻繁に使うものではないがあったら楽しい機能が複数収録されているのが特徴だ。もちろん、実際の分度器や巻尺と比べれば正確さは落ちるものの、目安を求めるだけなら十分利用できるし、現在地からランドマークの距離や高さを調べるといったことにも利用できるので、なかなか面白いツールパッケージと言えそうだ。
>>Smart Toolsのダウンロードページ
“○○形式のデータでください”と相手から指定されたり、“利用できるのは○○形式です”といったように使えるデータ形式が決まっていたりといった時に使えるのがこのアプリ「ファイルコンバーター」だ。
ビデオ、文書、音声、電子書籍、画像、アーカイブ、ハッシュという7種類のコンバーター機能を搭載しており、たとえば「ビデオコンバーター」なら、3G2、3GP、AVI、FLV、MOV、MP4、MPEG-1、MPEG-2、OGG、WMVなどの形式に変換できるほか、PS3、Wii、XBOX360といったゲーム機で再生できる形式への変換にも対応する。
Androidの場合、基本的に再生できるデータ形式はアプリに依存するため、こうしたコンバーターアプリの役立つシーンは多そうだ。また、WordのPDF変換といった実用性の高い使い方もできるのもポイント。ただし、変換にはアプリメーカーのサーバを経由する必要があり、通信環境がない場合は変換できない。スマートフォンであれば、電話回線を使ったデータ通信が利用できるためさほど問題にならないだろうが、データ量が大きい場合は注意が必要だ。
>>ファイルコンバーターのダウンロードページ
「ストップウォッチ」「ラップ」「タイマー」「タイマープリセット」という4つの機能を備えたストップウォッチアプリ。中央に配置された「START/STOP」をタップして計測できる極めて簡単なインターフェースを採用している。搭載した4つの機能は、画面上部のメニューから切り替えられるが、画面を左右にスワイプしても切り替え可能だ。
また、計測したラップタイムは、メールを使って送信したり、保存したりできるので、結果を送りたい、活用したい時にも便利。なお、ストップウォッチやタイマー機能は、デバイスの音量ボタン(音量UP:START/STOP、音量DOWN:リセット)を使っても操作できるので(設定が必要)、慣れてしまえば片手での操作も簡単だ。
なお、このアプリは広告付きの無料アプリになっているが、音量ボタンや左右のスワイプで操作が可能なため、広告の位置的な問題はあまり感じない。常用を考えるなら、「RemoveAds」を利用したい。
>>ストップウォッチタイマーのダウンロードページ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)