「熱中症アラート」は、その日の気温などのデータをもとに、熱中症の危険がある場合に教えてくれるアプリだ。ポップアップやバイブなどさまざまな通知方法を備えており、熱中症を回避するための手段として役に立つ。
アプリの利用にあたってはまず地域のほか、更新間隔、通知レベル、通知時間とその方法を指定する。地域は任意の地点を指定できるので、出勤前に会社近くでの熱中症の危険を知らせるといった使い方ができる。複数箇所を設定することはできない。
通知レベルは、注意(指数30)からかなり危険(指数90)まで4段階で指定できるので、通常は低めにしておき、連日通知される夏場などは、やや指数が高めの値を指定しておけば、通知がわずらわしく感じられることもない。通知の種類は、ポップアップ、バイブ、通知音のほか、LEDで通知することもできるので、好みに応じて変更できる。
設定はこれだけで、あとはアプリを常駐させておけば、10分ごとに情報を取得して指定の指数を超えていれば通知してくれる。必要に応じてアプリのホーム画面を開くことで、過去24時間の熱中症指数の変化がグラフで表示されるほか、指定した地域の気温・湿度も表示されるので、暑さに応じて着ていく服を選ぶなどの参考にすることもできる。ウィジェットも用意されているので、ホーム画面に貼り付けて通知することもできる。
そのたびアプリを起動しなくとも、インストールしておくだけで随時通知してくれるので、夏場などには欠かせないアプリだ。常駐するのを避けたければ、手動での更新も選択できるので、スペックの低い端末でも負担がかかることがない。現状では指数にかかわらず同じ通知方法しか設定できないが、指数が高い場合にのみ特別な通知方法を設定できるといったカスタマイズが可能になれば、さらに便利になりそうだ。
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