G Flex 2は、サムスンの韓国限定版「GALAXY Note 4」と同じく、強力なQualcommの「Snapdragon 810」オクタコアプロセッサを最初に搭載する数少ないモバイルデバイスの1つだ。この64ビットの8コアCPUは、2GHzのクロック速度を持ち、スムーズなゲームプレイとグラフィック表示を実現するとされている。
また、G Flex 2には3000mAhのバッテリが内蔵されている。バッテリ容量は減っているものの(元のモデルには3500mAh、T-Mobile版のG Flexには3400mAhのバッテリが搭載されていた)、バッテリ性能は全体的に向上したとLGは述べている。充電時間も短くなり、同社によれば40分以下でバッテリを50%まで充電できるという。
G Flex 2には、Googleの最新モバイルOSである「Android 5.0 Lollipop」がインストールされている。Android 5.0は、ロック画面での通知機能や、「概要」と呼ばれる最近使ったアプリリストに対する新たなアプローチなどを備えたOSだ。その上に、LG独自のユーザーインターフェースが組み込まれることになる。
G Flex 2では、同社の「KnockOn」や「Knock Code」ジェスチャー(スリープ中のロックスクリーンから、さまざまなタップのジェスチャーで、画面の表示やアンロックなどを直接行える)などの、従来からあるソフトウェア機能に加え、新たに「Glance View」と呼ばれる機能が追加される。Glance Viewは、画面の最上部から下にスワイプすることで利用でき、アンロックしなくても日時や見逃した通知などを素早く確認できるというものだ。
このスマートフォンには2種類のストレージ容量(16Gバイトまたは32Gバイト)が設定されており、RAMは2Gバイトまたは3Gバイトとなっている。LGの「G3」系統の機種と同じく、G Flex 2も規格上は最大2Tバイトまで拡張可能なmicroSDカードスロットを持っている。ただし、まだ2TバイトのmicroSDカードを実際に生産・販売しているメーカーはなく、現在購入可能なのは、おそらく128Gバイトまでだろう。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?