Appleの開発者ページによると、同社が2014年9月中旬にリリースした「iOS 8」は現在、「iPhone」および「iPad」の約68%で稼働しているという。
9月のリリースから数週間後の時点では、iOS端末上でこの最新ソフトウェアを稼働させているのは半数以下しかなく、その普及率は3週間でわずか1ポイントしか上昇しないという、動きのほとんど見られないものであった。
多くのユーザーは、アップデートに含まれているバグの多さと、完全な状態でリリースされていない機能があるという理由で「iOS 8.1」のリリースまでアップグレードを控えていた。
また、アップグレードしようとしてもできなかったユーザーも数多くいた。というのも同アップデートは、予想よりもかなり大きなストレージ容量を必要としており、アップグレードするためにはアプリや画像といったコンテンツを端末から削除しなければならないケースが多かったためだ。
これによって同社は、端末のストレージ容量に関するマーケティングで「欺瞞的かつ誤解を招いた」として集団訴訟を起こされている。
Appleの開発者ページによると、上記のシェアは一定期間における「App Store」への訪問者数を測定したものだという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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