「Roku TV」が拡大しつつあるが、一流の米国のテレビブランドにはまだ及んでいない。2014年に登場したスマートTVプラットフォームRoku TVを提供するRokuが、2015年の新たなハードウェアパートナーとして中国のテレビメーカーHaier、およびBest Buyの自社ブランド「Insignia」の2社を発表した。
まずは「Insignia Roku TV」が2015年春に登場する予定だ。価格や画面サイズは明らかにされなかったが、Rokuによると、このモデルは既存の「TCL」や「Hisense」モデルとほぼ同じく低価格になるという。
これより多少具体的な情報が明らかになっているのは、Haierのモデルで、こちらは2015年第3四半期に出荷される予定だ。価格は明らかにされていない。名称は「4 Series」となると見られ、ベゼル幅の狭いデザインで32~65インチの画面サイズで提供する。40と65インチモデルは1080p解像度で、プレスリリースによると、「『Sound Chamber』は、改良された音質を生み出し、優れたダンペニング、向上したミッドレンジレスポンスやより鮮明で深みのある低音を備え、全体的により豊かなサウンドテクスチャを実現する」という。
一方、TCLについては、Roku TV製品を拡充し、現在出荷されている単一シリーズのほかに12モデルを提供する。米国では2015年春に発売される予定だ。価格は発表されていない。
またTCLは、最終的に4K対応のRoku TVも提供する予定だ。Rokuによると、同社の新しい4Kリファレンスデザインには、Netflixの4Kストリーミングアプリが組み込まれており、同OS自体にも4Kアップグレードが施されているという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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