ルータを中心としたネットワークが家庭内にも張り巡らされるようになったことで、ネットワーク周りのトラブルを自力で解決したり、あるいは正確なステータスを把握できるスキルは一般のユーザーにとっても必要になりつつある。今回は、家庭のLAN環境や端末の通信状況に問題がないかをチェックしたり、何らかのネットワーク障害が起こった際に解決の糸口をつかんだりするのに重宝する、5つの無料アプリを紹介しよう。
「Fing」は、現在接続中のLAN上にあるネットワーク機器の一覧を表示し、詳細な情報を表示してくれるほか、ポートスキャンやPING、Tracerouteなどもできる多機能アプリ。Wake on LANのパケットを送出することも可能だ。
>>Fingのダウンロードページ
「Network Signal Info」は、モバイル(3G/LTE)および無線LANの信号の強さをチェックできるアプリ。時間の経過に伴う信号強度の変化がグラフでわかりやすく表示されるほか、システム関連のさまざまな情報を表示することもでき、通信回線のクオリティやステータスをすばやく把握できる。
>>Network Signal Infoのダウンロードページ
「Network Connections」は、外部と通信を行ったアプリを補足し、アプリ名と通信先IPアドレスを表示してくれるアプリ。バックグラウンドでのやりとりを逐一監視できるので、パケットを消費しているアプリをすばやく見つけられるほか、不正な通信を発見するのにも役立つ。
>>Network Connectionsのダウンロードページ
「Network Monitor」は、アップロードおよびダウンロードの通信量(キロバイト単位)を画面の隅にリアルタイム表示してくれるアプリ。特定の操作ごとにどの程度パケットのやりとりが行われているのかを手軽にチェックでき、通信量を節約するのに役立つ。
>>Network Monitorのダウンロードページ
「Network Tools」は、あらかじめ登録してあるサーバに対して少ない手順でPINGを打つことに特化したアプリ。デフォルトで登録されているgoogle.comやwikipedia.orgなどのほか、任意のサーバを追加することもできる。このほかTracerouteやWhoisなどのコマンドを実行することも可能。
>>Network Toolsのダウンロードページ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス