LINEの森川社長が3月に退任へ--新社長には出澤氏

藤井涼 (編集部)2014年12月22日 18時49分
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 LINEは12月22日、2007年のNHN Japan時代から代表取締役社長を務めてきた森川亮氏が、2015年3月下旬をもって退任することを発表した。新しい代表取締役社長には出澤剛氏が就任する。なお、森川氏は今後、顧問として出澤氏を支えるとしている。

 森川氏は、2003年にハンゲームジャパン(後にネイバージャパンと合併してNHN Japan)に入社し、2007年にNHN Japanの代表取締役社長に就任して以来、オンラインゲームや検索事業などさまざまなサービスを手がけてきた。また、2011年6月には無料通話・メッセージサービス「LINE」をリリースし、世界で5億人以上が利用するサービスへと成長させた。

 さらに、経営の一体化を図るため、2012年1月にグループ会社であったNHN Japan、ネイバージャパン、ライブドア3社の経営統合を実施。2013年4月には、事業拡大にともないゲーム事業とウェブサービス事業を分社化した。これに合わせて商号もLINEへと変更した。

 その流れの中で、2014年4月より、経営・事業展開のスピードをさらに速めるため、経営と事業統括に分担する代表取締役2名体制とした。森川氏はCEOとして経営や対外的なコミュニケーションを担当し、代表取締役 最高執行責任者 COOの出澤氏が、LINEをはじめ事業全般の指揮を執っていた。

 今回、森川氏より任期満了に伴う退任の意向を受け、出澤氏をトップとする新たな経営体制に移行することになったという。2015年3月下旬に開催される定時株主総会、および取締役会決議以降、出澤氏が代表取締役社長 CEOに就任する。

 なお、森川氏は自身のブログで、退任への思いを以下のように語っている。

 11年間やりきってやり残した気持ちはまったくありません。事業も成長軌道に乗っていて安心してバトンタッチが出来るタイミングです。事業が落ち込んで退任するわけではないので社長として本当に幸せだと思います。

 今後は、これまでも行ってまいりましたアントレプレナーやスタートアップ企業の支援、育成事業や新規事業にさらに積極的に携わっていきたいと思っています。このまま隠居するにはまだ若いつもりです。LINEや、分社したNHN PlayArtの社員に負けないよう新たなチャレンジをしようと思います。

 また改めてこのブログでご報告出来る日が来ると思いますので気長にお待ちください。


自身のブログで退任への思いを綴った
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