アイティメディアは12月17日、リクルートマーケティングパートナーズが運営する法人向けIT製品選定サービス「キーマンズネット」事業を2015年4月1日に譲り受けることを発表した。同サービスのブランドと従業員を継承する。アイティメディアが運営する、IT製品/サービスの導入や購買に関する情報を発信する会員制オンラインメディア「TechTargetジャパン」とキーマンズネットを統合的に運営していくという。
今後、新たな技術基盤や商品の共同開発、営業部門の統合と強化など、TechTargetジャパンとキーマンズネットに共通した戦略投資を効果的かつ効率的に行う方針。両者を合わせたリードジェネレーション事業として、2020年度に売上30億円を目指すとしている。
アイティメディアによれば、キーマンズネットの会員数は33万人、TechTargetジャパンの会員数は27万人。今回の統合により、単純計算で60万人の規模となる。
なおリクルートは今回の事業譲渡について、ユーザーである購買検討者と顧客であるITベンダー各社のニーズが多様化する中、より高度な要望に応える必要性が高まっていたとし、キーマンズネットとTechTargetジャパンなどのサービスを総合的に提供することで、利用者の多岐にわたるニーズを解決して事業を成長させられると判断したと説明している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
日本のインターステラテクノロジズが挑む
「世界初」の衛星通信ビジネス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力