2014年1月にNest Labsを32億ドルで買収すると発表して以降、Googleがこの人気の高いスマートサーモスタットと統合を深めるのは時間の問題だった。それから1年近くを経たこのほど、サーモスタットの監視と制御を「Chrome」ブラウザ、または「Android」および「iOS」デバイス向けのGoogleアプリを通じて実行できるようになった。
中でも注目は、「OK Google」を使った音声コントロール機能を備えていることだ。NestにアクセスするにはGoogleアカウントの認証が必要となるが、いったん認証すれば、自身のスマートフォン、タブレット、コンピュータから温度変更を指示できるようになる。さらに、サーモスタットが室温調節を行う際は常に「Google Now」カードで通知される。スマートで邪魔にならず、室温を管理できる手段となりそうだ。
音声コントロール機能を導入するのは、Nestのサーモスタットが初めてではない。2013年には、Honeywellが音声コマンドで温度調節できるモデルをリリースしている。
包括的な音声コントロール機能は、スマートホームへ向けた次の大きな一歩といえそうだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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