日本HPは、ビジネス向けノートPCの新製品「HP EliteBook Folio 1020 G1シリーズ」2モデルを、2015年3月以降より順次販売開始すると発表した。
今回発売となる「HP EliteBook Folio 1020 G1 Notebook PC(EliteBook 1020)」と「HP EliteBook Folio 1020 G1 Special Edition Notebook PC(EliteBook 1020 SE)」は、米軍調達基準をクリアする耐久性を備えながら、厚さ15.7mmのスリムボディを特長とする。
EliteBook 1020 SEにはマグネシウムリチウム合金と再生可能カーボンファイバを独自に配合した素材が使われており、重量を約1kg(EliteBook 1020は約1.2kg)まで抑えている。
ビジネス向けの機能としては「HP クライアント・マネージメント・ソリューション」に加えて、オプションでLANDeskおよびIntel vPro技術に対応。また、認証済TPM 1.2/2.0、FIPS140-2対応のフルボリューム暗号化(FVE)とプリブート認証(PBA)、指紋リーダーやFeliCa対応NFCリーダによる本人認証、「HP Sure Start自己修復BIOS」などを搭載。液晶サイズは12.5型で、1920×1080ドットまたは2560×1440ドットの2種類から選択できる。そのほか、「EliteBookシリーズ」として初となる「HPプレミアムキーボード」の装備、最大約9時間のバッテリ駆動なども特徴となっている。
冷却用のファンがないため、静かな場所でも気にせず作業ができるのも特長の一つだ。また、日本や海外など1300万箇所を超えるWi-Fiスポットを持つ「iPass」が1年間無料で利用できる。専用キーが書かれた用紙が同梱されており、簡単な登録で利用できる。
販売開始日は、EliteBook 1020が2015年3月上旬、EliteBook 1020 SEが4月中旬になる見込み。価格は未定。
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