「Metro」スタイルの「Windows 8」および「Windows Phone」に対応する優れたアプリのいくつかを開発した「Bing」のチームが、約束通り、これらと同じアプリを「iOS」と「Android」、およびAmazon製デバイス向けに移植した。
Microsoftは9月、消費者向けBingアプリ(Microsoftはこれを「MSN」アプリにブランド変更している)の一部を、「今後数カ月のうちに」iOSとAndroidに対応させると述べていた。「News」「Weather」「Sports」「Money」「Health & Fitness」「Food & Drink」といったこれらのタッチ対応アプリは、これまでWindows 8と「Windows Phone 8」でしか利用できなかった。
新たにiOS、Android、Amazonバージョンが追加されたこれらのアプリは、「Windows Store」と「Windows Phone Store」に加えて、米国時間12月11日より「App Store」「Google Play」「Amazon Appstore」でもダウンロードできるようになった。これらのアプリはすべて無料だ。
Microsoftは、MSNアプリの新バージョンを「Windows」以外のOS向けに「ゼロから」開発したという。さまざまなOSプラットフォーム固有の新機能をMicrosoftの開発者が用意した場合もある。たとえば、iOS向けのMSN Health & Fitnessアプリでは、「iPhone」ユーザーが歩数計を使って日々のアクティビティを記録し、Appleの「HealthKit」と同期できる。
MicrosoftでBingを担当するAppEx(Application Experiences)チームは、Windows 8、Windows Phone 8、「Xbox」に対応する、主に消費者向けのBing搭載アプリおよびサービスを開発したチームだ。
Microsoftは今回、MSNアプリをさまざまなプラットフォームに対応させたが、これまでにも他のいくつかの消費者向けアプリを、iOS、Android、「Kindle Fire」および「Amazon Fire Phone」プラットフォームで利用できるようにしており、これには、検索アプリのBing、クラウドストレージアプリの「OneDrive」、メモ管理アプリの「OneNote」、コミュニケーションクライアントの「Skype」が含まれる。これらのアプリはBing AppExチームが開発したものではなく、MSNアプリファミリに含まれない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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