「KDJ-ONE」はポータブルオーディオワークステーションとして、ビギナーからプロジェッショナルまでを対象としたオールインワンの楽曲制作用デバイスだ。
KDJ-ONEはシンセサイザ、シーケンサ、サンプラを内蔵し、6つあるトラックを使って楽曲を制作できる。また、サイズ174.2mm×115.5mm×29.5mm、重量480gの本体には、5.0インチWVGA(800×480)マルチタッチ対応液晶パネルのほか、16鍵(ベロシティ付)や十字ボタンなどを備える。
CPUとしては「ARM Cortex-A8 1GHz」を搭載し、メインメモリが512Mバイト、内部ストレージは4Gバイト。インターフェイス類としてはUSB 2.0 host×1、mirco USB×1、オーディオI/OとしてはPhone、Mic/Line in、Line outを備える。7.4V 3000mAhのリチウムイオンバッテリを採用し、バッテリ持続時間は10時間となっている。カラーバリエーションとして「Alpine WHITE」など5色が用意されている。
また、メタルバンドSlipknotのSid Wilsonやゲーム音楽コンポーザーの光田康典氏、細江慎治氏、菊田祐樹氏、佐野信義(佐野電磁)氏などが作成したプリセットパターンを100曲以上内蔵している。
KDJ-ONEはKickstarterで資金集めをしており、1月13日までに10万ドルを集めることを目標としている。本稿執筆時点で9万ドル以上を集めている。
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