Google傘下の人気動画サイト「YouTube」は米国時間12月9日、2014年のトップトレンド動画を発表し、(意外でもないだろうが)クモのコスチュームをまとった犬の動画が首位を獲得した。
「Mutant Giant Spider Dog」(突然変異した巨大クモ犬)が、YouTubeで2014年に最も話題になったクリップだった。サッカーのCristiano Ronaldo選手やNeymar Jr.選手らを起用したNikeの広告が第2位となり、初対面の男女20人にキスをしてもらった「First Kiss」(ファーストキス)というタイトルの動画が第3位に入った。テレビ番組「The Voice」シリーズのイタリア版のクリップが第4位を獲得した。驚くことに、テクノロジ関連チャンネル「Unbox Therapy」の動画「iPhone 6 Plus Bend Test」(「iPhone 6 Plus」の曲げ試験)は9月に公開されたばかりだが、2014年のトップトレンド動画の第5位に入った。
YouTubeで人気を得るのは簡単なことではない。このサイトには1分あたり300時間分の動画がアップロードされており、膨大なクリップ群からどれか1つの動画を目立たせるのは極めて困難だ。2014年のトップ10の動画は、2014年の視聴回数が6億6700万回を超え、合わせて2100万人のチャンネル登録者を獲得した。
一般の動画に加えて、YouTubeは2014年に同サイトで最も人気が高かった音楽動画も発表した。Katy Perryの「Dark Horse」が第1位となり、Enrique Iglesiasの「Bailando」がそれに続いた。歌手Shakiraが、「Can't Remember to Forget You」と「La La La (Brazil 2014)」でそれぞれ第3位と第4位を獲得した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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