ソニーがまたハッキングの標的となった。「PlayStation Network」と同オンラインストアが攻撃を受け、アクセスできない状態に陥った。ゲーム、映画、テレビ番組などを販売するオンラインストアは、現在は復旧しているようだが、米国時間12月7日夜にサイトにアクセスした際には、「Page Not Found! It's not you. It's the Internet's fault」(ページがみつかりません。あなたの問題ではなくインターネットの障害によるものです)というメッセージが表示される状態となっていた。また、オンラインゲームをプレイする際の障害も報告されている。
この件についてソニーは、「当社は現在、この問題の原因を調査中だ」と述べるにとどまっている。
なお、7日夜には「Lizard Squad」と名乗る匿名の個人またはグループが「PSN Login #offline #LizardSquad」というツイートを投稿して犯行を認めている。
今回のハッキングは、ソニーが「PlayStation」ゲーム機の誕生20周年を祝って1週間と経たないタイミングでの出来事だ。また、ソニーはゲーム機の開発やゲームの販売だけでなく、映画会社も運営しているが、こちらも11月にハッキングの被害に遭った。その際、犯人を名乗るハッカーたちは、ソニーの社内ファイルや映画作品合わせて約100テラバイト分を盗んだと主張している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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