Appleがウェブブラウザ「Safari」の最新アップデートの提供を中止したもようだ。Appleは正式に何も述べていないが、ユーザーサポートサイトでのやりとりから明らかになった。
米国時間12月3日にリリースされた最新アップデート「Safari 8.0.1」「同7.1.1」「同6.2.1」は、13件の脆弱性など、Safariのセキュリティ不具合を解決するはずのものだった。
ユーザーの間では、リリース直後からアップデートにより不具合が生じているとの声が上がっていた。特に聞かれたのは、アップデートが完了したと通知されるにもかかわらず、実際は終わらないままSafariがシステムから削除されてしまうというもの。ユーザーらは、「OS X」を再インストールしてSafariをリカバリするよう勧めている。
その一方で、MacRumorsのスレッドには、Appleのコンテンツ配信ネットワーク(CDN)のインストールパッケージへのリンクが記されており(12月5日午前の時点で筆者が試した限りでは機能している)、このパッケージを正常にインストールできたと、多くのユーザーが報告している。もっとも、Appleはこれらを正式に推奨しているわけではない。
本稿執筆現在、AppleのDownloadsページやSoftware Update、Mac App Storeでアップデートは提供されていない。
Appleにコメントを求めたが、回答は得られていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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