Facebookは米国時間12月3日、セキュリティベンダーESETとの提携を発表した。ESETのソフトウェアが、同ソーシャルネットワークの不正検出および防御システムに追加されるという。
ESETは、Facebookがマルウェア対策を目的に提携する3社目のベンダーである。Facebookは5月、悪質なリンクや不正コンテンツからFacebookユーザーを保護するために、F-SecureおよびTrend Microと同様の提携を結んでいる。
Facebookは投稿で、「多数のプロバイダーを利用すれば、マルウェアが検出、除去される可能性は高まる。それによって、Facebookを利用するユーザーは自分の情報をいっそう安全に維持できる」と述べた。
FacebookはESETソフトウェアの利用方法を以下のように説明している。
仕組みは次のとおりである。サービスへのアクセスに使用する端末の動作が疑わしく、マルウェア感染の可能性を示す兆候が見られる場合は、端末のマルウェア対策スキャンを勧めるメッセージが表示される。Facebookからログアウトすることなく、スキャンを実行して結果を確認し、問題のソフトウェアを無効化することができる。こうしてシームレスかつ簡単に感染した端末からマルウェアを駆除することが可能だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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