Twitterは、特定商品の購入でキャッシュバックが得られる特別クーポンのツイートを小売業者側で可能にする手段を考案した。
米国時間11月25日に試験提供が開始された「Twitter Offers」は、特定の小売業者によるプロモーションツイートとしてタイムライン上に表示される。ツイート自体は、その小売業者がキャッシュバックを提供する特別クーポンを紹介するものになる。そのクーポンに興味があるユーザーは、「Get offer」というボタンをクリックまたはタップすることができる。
すると、そのクーポンがユーザーのクレジットカードまたはデビットカードに追加される。クーポンを利用するには、そのカードをその小売業者の店舗で使用する。その後、キャッシュバックを得たことが、クレジットカード請求書に表示される。例えば、特定の小売業者で5ドル以上購入すると2ドルのキャッシュバックが得られたりする。カードで支払いを終えた後に、請求書の記載どおりにキャッシュバックされる。
そのアイデアは興味深いものだ。しかしキャッシュバックを得るためには、自分のカード情報をTwitterに共有しなければならない。今後さらにクーポンを利用したいと思うならば特にそうだ。となれば当然ながら、セキュリティに関する懸念が生じる。その懸念を緩和するために、Twitterは、クレジットカードまたはデビットカードの情報は「暗号化されて安全に保存される」と約束している。また同サイトにおいて、ユーザーがいつでも自分のTwitterアカウントからカード情報を削除できるようにする。
現時点では、Twitter Offersは米国のみで提供され、年末商戦シーズン中には「複数のブランド」を対象に試行される予定である。
「広告主とユーザーのエクスペリエンスに基づく学習と改良を続け、さらに多くの広告主を対象にこの機能を提供するつもりだ」とTwitterは述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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