「#FBrape」キャンペーンを推進している団体の1つであるWomen, Action & the Media(WAM)は、どうすればTwitter上の性的ハラスメントを監視できるのかを研究するため、Twitterと協力することを明らかにした。#FBrapeとは、世界最大のソーシャルネットワークであるFacebookの「残酷で無神経なコンテンツ」の投稿に関するポリシーを変更させるに至ったキャンペーンだ。
WAMは先週、「これまで追跡や分析がされていない性的ハラスメントの詳細をユーザーが報告」できるオンラインフォームを開設したと発表した。
同団体は声明の中で次のように述べている。「WAMはTwitterに提供する検証済みの報告を増やし、さまざまな種類の性的ハラスメントに対するTwitterの対応を追跡する。試行期間の最後に、WAMは収集したデータを分析し、それを利用して性的ハラスメントがTwitterのプラットフォーム上でどのように作用するか理解を深めるためにTwitterと協力し、対応の改善を図る」
ここ数カ月、オンラインハラスメントは議論の対象として再浮上してきた。ビデオゲーム業界では「Gamergate」と呼ばれる論争が起こり、ゲームの中における女性への差別的なイメージを訴えた女性評論家が、ネット上で殺害やレイプの予告を受けた問題が取り上げられた。人気ゲーム「World of Warcraft」の開発元として、ゲーム業界に大きな影響力を持つ開発会社の1つであるBlizzard EntertainmentのMike Morhaime氏は11月7日、そうした脅迫を非難する声明を発表し、ゲームコミュニティは「敬意を払う姿勢を強めていく」必要があると述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」