Appleは、App Storeで購入されたアプリの売り上げを寄付することで、顧客が2014年の世界エイズデーを支援することを可能にするキャンペーンを開始した。
キャンペーン期間は11月24日からの2週間で、Appleはこの期間中、(RED)のために新しい限定コンテンツを盛り込んだ25のアプリを提供し、その販売の収益をエイズ撲滅のために活動するグローバルファンドに寄付する。
Appleの最高経営責任者(CEO)であるTim Cook氏は声明で、「Appleは(RED)のサポーターであることに誇りを持っている。命という贈り物は、人が贈ることのできる最も大切な贈り物だと信じているからだ」と述べている。
さらに11月28日(ブラックフライデー)と12月1日(サイバーマンデー)には、世界中のApple直営店とオンラインストアの売り上げの一部もグローバルファンドに寄付される。また、米国の利用客はブラックフライデーにAppleの(RED)製品を購入すると、特別版のiTunesギフトカードがプレゼントされる。Appleはこのギフトカード1枚ごとに、売り上げの一部をグローバルファンドに寄付する。
Appleが(RED)支援のためにApp Storeの開発者たちを集結させたのはこのキャンペーンが初めてだ。U2のフロントマンであるBono氏がアフリカのHIV/エイズ撲滅のために創設した(RED)とAppleの協力関係の始まりは、2006年にさかのぼる。Appleはこの年、「iPod nano(PRODUCT)RED Special Edition」を発売し、1台につき10ドルを寄付した。
Bono氏は声明の中で「Appleはエイズ撲滅に向けて戦っているだけではない。(RED)とのパートナーシップの一環として、グローバルファンドに7500万ドルを超える寄付をするという新しいビジネス基準を打ち立てている」と述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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